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子供の歯磨きハウツー 4~5歳児編

4~5歳児の歯磨き方法のポイントは?

子どもの歯の生え方には個人差がありますが、一般的に、4歳で右上5本、右下5本、左上5本、左下5本の合わせて20本の乳歯が生えそろうお子さんが多いです。また、5歳は永久歯への生えかわりを待っている状態となります。乳歯が生えそろってから永久歯への生えかわりまでの間に、だんだんと歯と歯の間に隙間が出来てきます。

真似をすることから

何でも大人の真似をしたがるこの時期はひとりでの歯磨きに慣れるのに適した時期です。お父さんやお母さんと一緒に見せあいっこしながら歯磨きをすることで、見て、真似をして、正しい歯ブラシの動かし方を少しずつ覚えていきます。

2つの歯ブラシの持ち方を覚える

歯ブラシの持ち方をかえると、歯にきちんと毛先を当てられるようになります。4歳児、5歳児では「こんにちは」「さようなら」の2つの持ち方を覚えると良いでしょう。

「こんにちは」

前歯や下の歯のかみ合わせなどを磨く時は、毛先を自分の方に向けた持ち方をします。

「さようなら」

上の歯の裏側や上のかみ合わせなどを磨くときは、毛先を外に向けた持ち方をします。

本人磨き

4歳では本人磨きの練習を、5歳では本人磨きの完成を目指します。歯に歯ブラシの毛先がしっかり当たるように持ち方を工夫したり、見える場所だけでなく、見えにくい奥歯もしっかり磨けるようにしたいものです。

4歳児

4歳は本人磨きを練習する時期です。奥歯の溝と奥歯のほっぺた側が磨けるように練習しましょう。また、シャカシャカと音で歯ブラシがあたっていることを本人に確認するといいと思います。同じ場所に10回当たっているか確認するために、10カウントで磨きましょう。

5歳児

5歳は本人磨きを完成させたい時期です。一通り自分の歯が磨けるようにしましょう。上下顎別々に歯ブラシをあてて、細かく動かすことも必要です。上手にできるお子さんには奥歯の裏側を磨くことも伝えてみましょう。 第1大臼歯の生えてきているお子さんには、横からつっこんで磨くことを教えていきましょう。

仕上げ磨き

奥歯や歯と歯の間などは、どうしても磨き残しが多くなります。仕上げ磨きでは、歯ブラシとともにデンタルフロス(糸つきようじ)を使うと磨き残しが少なくなります。

4歳児

奥歯の付け根と奥歯の歯と歯の間を注意して磨くことが大切です。また、歯と歯の間はデンタルフロスを使うといいでしょう。

5歳児

乳歯、永久歯の奥歯を注意して磨くことが大切です。 奥歯の歯と歯の間は、デンタルフロス を使うといいでしょう。

磨き方を教える順序

磨き方の順序は教える方によって多少違うかもしれません。下の順序は一例です。ある程度歯ブラシを動かせるようになったら、徐々に難しい箇所にも挑戦し、ステップアップしていきましょう。

4歳児

① 左下奥歯のかみ合わせ→右下奥歯のかみ合わせ(こんにちはの持ち方で)

② 右上奥歯のかみ合わせ→左上奥歯のかみ合わせ(さようならの持ち方で)

③ 「上下かみ合わせて、イーの口をして」

左側奥歯のほっぺた側 →左側犬歯のほっぺた側 →前歯 →右側奥歯のほっぺた側 →右側犬歯のほっぺた側(こんにちはの持ち方で)

5歳児

① かみ合わせは4歳児と同じ
「かるーく、イーの口をして」

② 左下奥歯のほっぺた側 →左下犬歯のほっぺた側 →下の前歯 →右下犬歯のほっぺた側 →右下奥歯のほっぺた側(こんにちはの持ち方で)

③ 左上奥歯のほっぺた側 →左上犬歯のほっぺた側 →上の前歯 →右上犬歯のほっぺた側 →右上奥歯のほっぺた側(こんにちはの持ち方で)

④ 上下の前歯の裏側(歯ブラシの毛を全部いれて出来るだけ柄を立てる、かかと磨きで)

⑤ 第1大臼歯(横からつっこんで磨く)

まとめ

乳歯が生えそろうといわれる4歳、永久歯への生えかえ準備の5歳。好奇心も旺盛、大人の真似をしたがる時期だからこそ、正しい歯磨きの仕方を覚える絶好の時期です。
親子で一緒に行って、見て覚えてもらったり、褒めながら楽しく歯磨きをしていきましょう。
ひとりでできるようになったとしても、まだ磨き残しがあると思いますので、お父さん、お母さんが最後にチェックしてあげてくださいね。