みんなの歯医者さんは、あなたの知りたいこと受付中!

若い人も要注意!歯周病(歯槽膿漏)とは?

高齢者の病気のイメージが強いが、若年層でも油断してはいけない歯槽膿漏について説明

歯槽膿漏とは、歯垢の中の細菌が原因によって歯茎などに炎症が起きる病気のことです。
またこの病気の厄介なのは、自覚症状があまりないまま症状が進行してしまうことです。
通称「沈黙の病気(サイレントディジーズ)」とも呼ばれる歯槽膿漏について、解説していきます。

歯槽膿漏の症状

初期症状として「歯茎からの出血がある」「歯茎が腫れている」があります。
そこから症状が悪化していくと「口臭」「歯がグラグラする」「歯茎から膿が出る」などの症状が現れ始めます。
この歯槽膿漏の前段階の症状を「歯肉炎」といいます。
そのまま放っておくと、最終的には歯を抜かないといけなくなます。
そうなる前に、異変を感じたら早めの受診をおすすめします。

歯槽膿漏の原因とは?

歯槽膿漏の主な原因は「歯垢」です。
歯磨きが不十分だったり、磨き残しがあると、歯と歯の間に歯垢がたまってしまいます。
この歯垢が時間が経過すると「歯石」という固いものへと変化していくのですが、こうなってしまうと普通の歯磨きでは、取り除くが難しくなってしまいます。
歯石となってしまったモノは放っておくと、出血したり、炎症を起こしたりという症状を起こすのです。
その他にも以下の項目に当てはまる人も歯槽膿漏にかかりやすいとされています。

タバコを吸う人

タバコを吸う人は、細胞に対する抵抗力が下がってしまい、歯槽膿漏にかかりやすくなってしまいます。
また、タバコを吸う事で毛細血管が収縮してしまい、歯槽膿漏の治りが悪くなります。

ストレスを抱えている人

ストレスは体の免疫力を下げてしまいます。
免疫力が下がると感染リスクが高まり、歯槽膿漏になるリスクが高くなります。

歯槽膿漏が及ぼす体への影響

歯槽膿漏による、歯の周辺に及ぼす影響について書いてきましたが、歯槽膿漏が及ぼす影響は歯だけではありません。

呼吸器系の疾患

歯槽膿漏を引き起こした原因菌が唾液や呼吸を介して肺の中へ入り込み、喘息や肺炎を引き起こします。
歯槽膿漏を患った高齢者には特に多い疾患の一つです。

血液を通して起こる疾患

呼吸器系以外にも、歯ぐきの中の毛細血管を通して体全体へと入り込み、様々な病気や疾患を引き起こします。
歯槽膿漏の原因菌は、心臓や血管の中で血栓を作りやすくするため、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
またインシュリンの働きの妨げることから、糖尿病を悪化させる原因とされています。
他にも、妊娠している女性は歯槽膿漏になりやすく、それが原因で早産になるリスクが高くなる場合があります。

まとめ

今回は歯槽膿漏についての説明を行ってきました。
歯周辺に起こる様々な症状だけでも、最悪の場合歯を抜かざるをえない状態になってしまいますが、
歯槽膿漏が、体全体に引き起こす様々な影響もまた、気をつけなければ死に至る疾患ばかりです。
いつまでも自分の歯で食事ができることはもちろんのこと、体全体の健康のためにも、日々の歯ブラシによるケアを心がけ、かかりつけの歯医者でのメンテナンスで、歯槽膿漏予防に努めましょう。