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子供の歯磨き時間、理想の回数は?

子供にとって理想的な歯磨きの時間と回数

1日の歯磨き回数

1日あたりの歯磨きの回数は、起床時と睡眠前の2回が理想とされます。その理由は、睡眠中に唾液の分泌が減少し口腔内で虫歯菌が繁殖しやすい状態となるからです。

細菌の増殖

就寝前の歯磨きで口腔内を殺菌し、起床時に再び歯磨きして細菌やプラーク(歯垢)を取り除きます。特に寝る前の歯磨きは重要です。起床時の虫歯菌は通常の30倍に増えていると言われます。

歯磨きの重要性

子供の歯はまだ柔らかく虫歯に侵食されやすくなっているので、丈夫な歯と健康な歯茎を維持するために毎日の歯磨きがとても重要となります。とはいえ、1日に何回もブラッシングする必要はありません。大切なことは、1回の歯磨きでしっかり歯垢を落とすよう丁寧に磨くことや、歯と歯茎の間、歯と歯の間など歯ブラシの毛先がとどかないようなところもある程度長く時間をかけてしっかり磨くことです。

歯磨き時間

歯磨きを効果的なものにするためにも、最低限必要な時間があります。プラークを形成しないためにも、ブラッシングの方法に加え、時間にも注意しましょう。

虫歯にしないための制限時間

プラークが形成されるには通常、24時間から48時間の長い時間がかかります。1回の歯磨きでしっかり食べかすを落とすことができれば、1日2回の歯磨きで問題ありません。虫歯やプラークの予防に加え、口臭対策としても歯磨きは丁寧に行いましょう。

歯磨きする時間

1回の歯磨きにかける時間は最低3分必要とされています。歯にべっとり付いているプラークを落とすには、歯ブラシで同じところを最低20回以上ブラッシングしなければなりません。1本の歯につき5秒程度必要となります。

歯磨きの習慣づけ

子供に歯磨きを習慣づけること考えるた場合、たった3分でもじっとして丁寧に歯を磨くのは苦痛となるかもしれません。

丁寧なブラッシング

子供に歯磨きを嫌いにさせないことが大切ですので、初めはできる時間だけでかまいません。磨き足りない部分は、機嫌のいい時を見計らって親御さんと一緒に磨くのも一つの方法です。子供が飽きずに歯磨きするためにも、絵本やDVDを見ながら親御さんと一緒に歯磨きされる方も多いでしょう。

適切な場所

しかし、テレビを見ながらの歯磨きは気が散ってしまい、少々雑になりがちです。理想としては洗面所で鏡に向かって様子を確認しながら歯磨きすることです。じっと立っているのが難しい子供の場合は椅子を用意し、砂時計やスマホのアプリで時間を明確にすれば、磨き残し無く落ち着いて歯磨きできるでしょう。

効果的な歯磨きのため

歯の特性を考えて、さらに効果的な歯磨きを考えてみましょう。

いつ磨くか

さらに重要となるのが、いつ歯磨きするかということです。食後すぐ歯磨きすれば十分に効果的なのですが、一方で食後すぐは避けるべきという意見もあります。

脱灰

その理由は、歯は食後にエナメル質の溶け出す「脱灰」という現象を起こすからです。脱灰中の歯はもろくなっており、ブラッシングにより歯を傷つけるおそれがあるからです。食後10分で脱灰は最も強くなるため、脱灰で歯が傷つかないか心配な場合、食後3分以内に磨くことが推奨されます。

質重視の歯磨き

歯磨きで最も重要となることは、回数や時間以上に1回の歯磨きの質となります。漫然と長時間歯ブラシを口の中で動かしているだけではダメで、汚れやプラークを落とすことを意識して丁寧に磨くことが重要です。1本1本の歯を意識して同じ箇所を20回以上磨いたり、歯と歯、歯と歯茎の間を重点的に磨くことも重要です。歯間ブラシや糸ようじで歯と歯の間に詰まった食べかすを落とし、ときには染め出し液を使って汚れの状態を眼で確認することも効果的となるでしょう。