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子供が歯磨き粉を使用する時期はいつ?

子供が歯磨き粉を使用する時期はいつ?

子供の歯磨き開始時期

乳歯は生後8カ月ぐらいから生え始め、1歳までに上下2本の前歯が生えそろいます。しかし、子供の歯「乳歯」は柔らかく虫歯に弱く、エナメル質も象牙質も永久歯に比べ半分ほどしかありません。少しでも酸が発生すれば、虫歯になってしまうもろい歯です。子供の歯は、ケアをおこたると後に生え変わる永久歯にまで悪影響を及ぼします。ですから、大人以上に口腔ケアが大切になってきます。

子供の口腔ケアのはじめかた

子供の口腔ケアは、赤ちゃんのときから。産まれてすぐスタートしましょう。最初はお口に指を一本入れてあげてください。指を強く吸うように舌をうごかしてくるはずです。これは吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)といって、赤ちゃんが自然に母乳を吸うために、無意識のうちに行う運動です。おっぱいを吸う前に指を入れて吸啜反射をしっかり強化してあげてください。3ヶ月くらいになりましたら、指で歯ぐきや頬を内側から触って刺激してあげてください。まだ歯は生えていませんが、お口を触られることに慣れさせる意味と、お口をしっかり広げて発達を促す意味があります。生後8カ月ぐらいから乳歯が生えはじめますので、ガーゼや綿棒で拭くようにしてみてください。小さな赤ちゃん用の歯ブラシを使い始めてもよいですが、目的は歯みがきではなく、歯ブラシ自体に慣れさせてあげること。お口のなかを、優しく全体的に歯ブラシで触ってあげてください。1歳から1歳半ごろに、前歯が生えそろい離乳食も始まるので、このころから歯磨き粉を使ったブラッシングを始めてもよいでしょう。

歯磨き粉はつかうべきなの?

結論から言うと、歯磨き粉は必ずしも使う必要のないものです。
どうしても使いたい場合は、子供の歯にやさしい歯磨き粉を選ぶ必要があります。

子供の歯にやさしい歯磨き粉

子供の歯である乳歯は永久歯に比べエナメル質も柔らかく、研磨剤が入った歯磨き粉で強くブラッシングすると歯の表面を傷つけてしまう恐れがあります。発泡剤を配合して清掃効果を高めようとする製品もありますが、子供の口腔ケアにはまったく不向きです。歯の生え始めた小さな子供が、うがいが上手くできず仮に飲み込んでしまっても大丈夫なよう、研磨剤や発泡剤の入っていないジェル状の歯磨き粉などを選ぶべきです。

フッ素による再石灰化

子供の歯はエナメル質も少なく表面も柔らかく、少しでも酸が発生するとすぐに虫歯になってしまいます。そのような子供の歯を再石灰化する効果を持つ「フッ素」の配合された歯磨き粉は特におすすめです。成分表示に、モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)、フッ化ナトリウム、フッ化第一スズ、などと表示のあるものが「フッ素」配合の歯磨き粉です。

歯磨き粉を選ぶ基準

子供の歯が一生の中で活躍する期間は、比較的短いものです。しかし、この時期の歯をきちんとケアしなければ、永久歯の成長にまで影響を及ぼしてしまいます。

フッ素配合

乳歯の虫歯が永久歯の歯並びを悪くしたり、歯肉炎など歯茎の疾患を慢性的に引き起こす原因にもなってしまいかねません。子供の歯磨き粉を選ぶ基準としては、フッ素が配合され虫歯予防ができるという点に着目してください。歯のエナメル質がもともと弱く虫歯になりやすい「エナメル質形成不全」の子供もいます。そのような場合、フッ素配合に加え歯科医師の推薦する歯面強化効果のあるジェルを使うなど、特に配慮する必要があるでしょう。

楽しいデンタルケアのため

歯磨き粉と歯ブラシは、一生付き合っていく健康グッズです。歯の健康は生涯にわたって体全体に影響を及ぼします。小さな子供のうちから歯磨きへの抵抗を無くして楽しい習慣にしてあげるためにも、子供には適切な歯磨き粉と歯ブラシを選んであげてください。