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歯並びの矯正の方法や器具について

歯並びの矯正の方法や器具について

歯並びが気になるお子さんをお持ちの親御さんへ

子供の歯がある程度生え揃い始めて、パッと見た時にその歯並びに違和感を感じたら、歯の矯正治療が必要かもしれません。歯並びが悪いと、歯磨きがうまくできずに虫歯になりやすかったり、発音や咀嚼にも影響を及ぼす場合があります。今回は、矯正について開始時期と治療にかかる期間、器具や治療方法について紹介していきます。

子供の歯の矯正について

子供の頃から歯を矯正することは、成長発育するこの時期にあごの骨のバランスを整えやすいのです。また、成長に影響を与える機能的な問題や癖(指しゃぶり、口呼吸など)を改善させ、食べ物をちゃんと噛んで食べること、しゃべることなど、口の機能発達を高めることが出来ます。

この他にも、早期発見により、適切な対応が可能となる、先天性欠如歯や埋伏歯などの症状の場合、歯を抜かずに歯が生えるスペースを確保することが可能な場合もあります。

治療方法や矯正器具について

子供の矯正治療は、あごや、歯槽骨の大きさや位置を整え、しっかりとした土台作りをしていくイメージです。その大事な土台作りを行っていく上で、どのような治療を行っていくのかや、その際使用する矯正治療器具について紹介していきます。

治療までの過程

矯正治療は、以下の過程を経て治療に入っていきます。しっかりとした診断結果、治療計画を参考に、もっとも効果的な治療や矯正器具が決まっていくので、非常に重要な工程です。

1.問診
歯並びなどで気になることや、希望の治療法をきちんと聞き、不正咬合と口の機能の状態を診査していきます。

2.精密検査
口の健康状態の検査、顔や口、あごの骨などのレントゲン撮影、歯の型どり、呼吸などの機能検査を行います。

3.診断
精密検査の結果をもとに、最も効果的な治療計画、その際使用する矯正器具を患者さんと相談しながら決めていきます。

4.治療開始(矯正器具装着)
最終決定した治療計画を元に最適な矯正器具の装着をし、治療を始めます。定期的に通院を行いながら、装置の調整と治療経過の確認を行っていきます。

矯正器具の紹介

矯正器具はそれぞれの口の状態に合わせて、多種多様なモノがあります。

・デコボコの歯並びに対する矯正器具
上顎の歯列、または上顎骨そのものが狭く、奥歯が片方だけ反対に咬んでいる場合などには、「拡大装置」を使用します。
この他に、歯列を拡大しつつ前歯のでこぼこを改善する場合「マルチブラケット」を装着します。

・出っ歯に対する矯正器具
出っ歯を矯正する場合に使用されるのは「ヘッドギア」というタイプのモノです。また、下あごが小さい場合の出っ歯には「バイオネーター」を使用します。この器具は、筋肉の働きを利用して下あごの成長を促すことが可能です。

開始時期と治療期間

子供の矯正治療の開始時期は、4~6歳頃が最適な時期と言われています。治療期間には「第1期治療」「第2期治療」の2段階に分けられています。

・第1期治療
まだ乳歯と永久歯の両方が生えている、5,6歳~10,11歳頃から行う治療です。この段階で行う治療は、この後の本格的な矯正治療(第2期治療)への準備的治療です。
治療期間は、1~2ヶ月に1回の通院を約1~2年続けます。

・第2期治療
永久歯が生えそろった、11,12歳以降から行う治療です。第1期治療を経て永久歯の歯並びや、噛み合わせを作り上げる本格的な治療です。
治療期間は、1ヶ月に1回の通院を約2年続けます。

第1期治療の段階で、治療計画の目的をある程度達成出来た場合、そのまま経過観察へと切り替わります。ちなみに経過観察では約3~6ヶ月に1回の通院になります。

まとめ

今回、子供の矯正治療について紹介してきました。このように矯正治療は、将来の子供の健康に大きく影響してくる治療です。大変時間がかかりますが、とても大切な事です。あなたのお子さんの矯正治療を考えている方は、ぜひ参考にしていただいて、専門の歯科医院としっかりと治療に関する相談してみましょう。