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歯が折れてしまった時の治療方法

歯が折れてしまった時の治療方法

歯が折れたときのさまざまな治療方法

外傷性で歯が折れる例と原因

転んだり衝突したりして硬いものに歯をぶつけると、外傷性の理由で歯を折ってしまうことがあります。以前のように、畳の部屋や土の地面で転ぶ程度なら、衝撃も吸収し歯を折るほどにはならなかったでしょう。しかし、現代はフローリングの床が増え、屋外も舗装が徹底しています。

硬い地面、硬い床

以前なら歯を折るほどではなかった転倒でも、硬いものに当たれば歯は折れてしまいます。構造的に子どもは体重に占める頭部の重さが大人よりも重いですし、走り回ることも多いため、もともと転倒しやすくなっています。

治療までの注意点

転倒したり硬いものにぶつけたりして健康な歯を折ってしまったら、なるべく早く歯科医を受診してください。その際、折れた歯も可能であれば持参してください。接着できる場合があります(折れた歯の接着は、保険適用がありませんので、自費扱いとなります)。

歯科までの応急処置

歯が折れた場合、まずは折れた歯を回収します。

歯の回収

屋外でなんらかの衝撃により歯が折れた場合、落ち着いて周囲を見回し、折れた歯を回収してください。折れた歯がなくても治療は可能ですし、折れ方よっては接着できない場合もありますので、回収が難しければ、やらなくても大丈夫です。

歯の保存

折れた歯が回収できた場合は、良く水洗いし、乾燥させないようにジッパーバッグなどに入れてください。そして、なるべく早めに歯科医院へ持参してください。受傷からの受診までの時間が経つと、接着できなくなることもあります。

歯科医での治療方法・保険診療

歯を折った瞬間は、強いショックを受けた直後で痛みも強いです。腫れや出血もあったりしますので、まずは応急処置のみを行い、腫れや痛みが軽くなったころに改めて相談して治療を進めることが多いです。抜歯や神経治療など、後戻りのできない治療が必要なこともありますので、歯科医師とよく話し合って決めましょう。具体的な治療法は次のようなものです。

コンポジットレジン

コンポジットレジンという歯科用の樹脂を埋め込む治療法です。治療費が安価で採用しやすい治療かもしれませんが、接着面が小さく耐用年数が短いので噛む力に耐えられず取れてしまうこともあります。

硬質レジン前装冠

前歯については保険適用治療も受けられます、歯の表面を「硬質レジン」というプラスチック素材でかぶせます。ただし、長時間使用すると、レジンの変色や金属アレルギーの恐れが出てくるでしょう。

歯科医での治療方法・自由診療

自由診療で治療することもできます。費用がかけられるということで選択肢も広がりを見せます。

破損片の接着修復

折れた歯を、接着を使って元の場所にくっつけます。自由診療ながら治療費は安くすみます。

ラミネートベニア

欠損した場所が、比較的小さな場合にとられる治療法です。歯の表面を削って薄いセラミックをかぶせ接着させます。前歯などの審美性が問われる場所の治療でも自然に仕上がりますが、強度はそれほどではなく、大きな欠損部位では使用できない治療法です。

セラミッククラウン

長期にわたる審美性の追求には、セラミックを折れた歯にかぶせるセラミッククラウンが適しているでしょう。天然の歯と見た目もあまり変わらず耐久性も強く、美しい状態を長く保つことができます。

インプラント

昨今では、インプラントを行う人も増えています。根本から歯が折れている場合、抜歯して顎の骨に歯根を埋めて治療することもできます。審美性、強度ともに良好に保つことができ、とても長持ちする一方、デメリットとしては高額な治療費となるかもしれません

硬質レジン前装冠

前歯以外の歯で硬質レジンを選んだ場合です。自由診療となります。

まとめ

外傷性の歯の破損は、歯そのものは神経も含めて健康なままなので、理想としては元あった場所に戻したいです。しかし、それが不可能であっても治療にはさまざまなものがあります。見た目を気にするならセラミックやインプラントなど、費用のかかる自由診療でも審美性を重視する治療を選ぶべきかもしれません。とりあえず痛みと出血と抑えたい、費用はあまりかけたくないのであれば保険適用治療を選べばいいでしょう。どのような治療が自分にとって最も適しているのか、歯科医師と相談して最も良い治療法を選んでください。