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口臭を抑えるには唾液の働きが大事

口臭を抑えるには唾液の働きが大事

口臭と唾液の関係

口臭とは?

 口臭とは、本人や周囲の人が不快に感じる呼気の臭いのことです。

口臭の原因

 口臭が発生するにはさまざまな原因がありますが、唾液の分泌量が口臭の発生にに大きく関わっています。口臭の主な原因は、硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物です。

歯周病

 歯周病になると、原因菌は硫化水素より悪臭の強いメチルメルカプタンを大量に生産します。歯周病は強烈な口臭につながるので、治療しなければなりません。

口臭の発生メカニズム

 口臭のほとんどは、口腔内の剥がれ落ちた粘膜や歯ブラシで取り除けなかった食べかすなどのタンパク質が分解、発酵することで発生します。

口中で発生するガスの種類

 口の中で発生するガスの種類には次のようなものがあります。

  • メチルメルカプタン(玉ねぎの腐ったような匂い)
  • 硫化水素(卵が腐ったような匂い)
  • ジメチルサルファイド(生ゴミのような匂い)

なかでもメチルメルカプタンは、口臭の程度を評価する指標となるものです。

口臭と唾液

 口臭の原因は口の中の細菌です。細菌の数は、頻繁に歯みがきする人でも1000~2000億個、あまり歯みがきをしない人だと4000〜6000億個、ほとんど歯みがきしない人だと1兆個にも達すると言われます。

唾液の働き

 細菌は酸素の少ない環境で増殖しますから、唾液が減少すると細菌は増殖しやすくなります。唾液には酸素を口の中に運ぶという働きがあり、細菌は酸素が豊富な環境では増殖できません。口の中で唾液が豊富に分泌されていれば、細菌は増殖しづらくなります。

唾液の減少する原因

 唾液の分泌には、心理的な要素が大きく関わっています。

緊張

 唾液の分泌は、自律神経が調節しています。唾液の分泌が促進されるのはリラックスして副交感神経が優位にあるときです。緊張してストレスがかかった状態になると、交感神経が優位に立つため唾液の分泌が減り口臭が強くなります。
 

ドライマウス

 唾液の分泌が減り口の中が乾いてしまうドライマウスは、口臭の代表的な原因の一つです。唾液には抗菌作用があり、細菌の繁殖を抑え口の中を清潔に保ってくれます。

唾液のさまざまな働き

 唾液にはさまざまな働きがあります。口の中を潤すだけでなく、食物の消化を助ける働きも殺菌作用もあります。

なめらか

 唾液が十分に分泌されることで口の中が潤い、しゃべったり食べたりしても口腔内の粘膜が傷つくことはありません。

殺菌作用

 口は人間の体の中で外部と触れることのある器官です。このような部分には生体防御機能が備わっており、細菌から身を守るために殺菌効果を持ちます。

まとめ

 唾液の分泌が減少すると口腔内の細菌が増殖し口臭が強くなります。反対に、唾液が十分に分泌されると殺菌作用も働き菌の増殖を抑え口臭も防ぐことができます。

 口の健康には、適切な方法で規則正しく歯磨きすることが一番です。しかし、口臭を防ぎ社会生活を円滑に送るためにも、定期的な歯科専門医を受診して虫歯を防ぎ、口臭予防にも努めましょう。