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キシリトールは虫歯予防に効果的?

キシリトールは虫歯予防に効果的?

キシリトールで虫歯予防!そのメカニズムとは?

虫歯予防に効果があるといわれているキシリトール。ガムのCMなどでおなじみですよね。キシリトールとはどんなものなのか? なぜ、キシリトールが虫歯予防に効果的といわれているのか? 今回はそのメカニズムなども含めて伝えられたらと思います。

キシリトールとは

そもそも、キシリトールとはどのようなものなのでしょうか? キシリトールは、シラカバやカシを原料につくられる天然甘味料です。いちごやラズベリーなどの果物、レタス・ほうれん草・カリフラワーなどの野菜にも含まれています。また、からだの中でも生産されています。キシリトールの甘さは砂糖と同じくらいなのに、カロリーは25%も低いそうです。

キシリトールの虫歯予防効果

キシリトールが虫歯を防ぐメカニズムは、大きく2つ考えられます。

1つ目は、キシリトールを摂取することで、プラーク(歯垢)の中に住みついているミュータンス菌(虫歯菌)を減少させ、虫歯の原因となる酸をつくらせないということ。もうひとつは、キシリトールの甘さにより唾液をより多く出させ、唾液の働きにより虫歯になりにくい口腔内環境をつくるということです。

つまり、キシリトールを摂取し続けることによって、お口の中の細菌の住み方を変化させ、虫歯になりにくい口腔内環境をつくるというわけです。

効果的なキシリトール摂取量の目安

2002年に上浦氏などにより発表された「キシリトールのう蝕抑制効果に関する臨床研究」によると、キシリトールを1日に5粒(キシリトール量:6.5g)摂取した群において、有意に虫歯を抑えられたそうです。ちなみに、5粒というのは歯科医院専用で販売されている100%キシリトールガムの場合とのことです。

キシリトールの虫歯予防において、これまでの研究結果から、1日5g以上を3回以上に分けて摂取することが最も効果的な摂取法といわれています。

お口の健康管理の一助に

キシリトールを1日5粒、家族4人で摂取すると月6,000円程度かかります。虫歯を予防できるなら決して高い額ではないようにも感じます。でも、それをずっと続けていくのは大変かもしれません。

虫歯のリスクや口腔内環境は、人それぞれです。その方の状況に合わせてキシリトールがどのくらいの量必要なのか、かかりつけの歯医者さんにアドバイスを受けながら、お口の健康を保っていけるといいかもしれませんね。