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小児歯科と一般歯科の違いって?

小児歯科と一般歯科の違いって?

小児歯科と一般歯科に分かれている理由は?

 小児歯科って、こども専門の歯医者さんということはわかるけれど、一般歯科と分かれている理由を知っている方は少ないのではないでしょうか? 今回は、小児歯科と一般歯科が分かれている理由や違い、小児歯科について紹介できればと思います。

小児歯科とは

 小児歯科では、こどもの歯にくわしい歯医者さんが対応してくれます。こどもの歯とおとなの歯は、一見同じように見えますが、こどもの歯は乳歯から永久歯に生え変わったり、あごの骨が成長したりと変化がとても大きいです。

 変化の大きいこどもの歯の成長や発育を踏まえた上で、将来、問題になりそうなことがあれば未然に防いだり、こどもが健全に成長できるようサポートするのが、小児歯科の役割になります。

 ちなみに、小児歯科の対象となる年齢は歯が生え始める0歳から、永久歯が生えそろってあごの骨の成長が完了する中高生ころまでが目安となります。

一般歯科とは

 歯科の標榜科は、「歯科」「矯正歯科」「小児歯科」「歯科口腔外科」の4つになります。このうち、「歯科」を「一般歯科」と標榜している歯医者さんが多いです。

 歯科の標榜科として最初に認められたのは「歯科」だけでした。だから、当時の歯医者さんは、なんでも屋だったといえます。

 時代が変化していくうちに、歯医者さんも細分化されるようになり、昭和53年に「矯正歯科」と「小児歯科」、平成8年に「歯科口腔外科」が追加されて、今に至っています。

 「矯正歯科」と「小児歯科」には、どちらも「〜歯科」という2文字がつきます。「矯正歯科」「小児歯科」と「歯科」を区別するために、「歯科」を「一般歯科」と標榜するようになったようです。

小児歯科と一般歯科の違い

 こどもの体とおとなの体は、同じように見えてもさまざまな部分で違いが見られます。歯に関していえば、乳歯は永久歯に比べて、歯の表面のエナメル質やその下の象牙質が弱いので、虫歯になりやすく進行も早いです。また、成長中のこどもは、あごの骨を矯正する治療ができますが、おとなは骨格が完成してしまっているので治療は難しくなります。

 こどもとおとなの体の違いを踏まえたうえで、こどものより良い成長の手助けをするのが「小児歯科」といっていいでしょう。虫歯や歯周病の治療や予防だけではなく、歯並び、噛み合わせ、発音・発語、呼吸法や食べ物の飲み込み方に至るまで、こどもの将来考えられる問題を未然に防ぐ指導も行います。

 ちっちゃいお子さんに対しては、心理的な不安に配慮したり、集中力を保てる短い時間での治療も小児歯科の特徴といえるでしょう。

 一般歯科と標榜している歯医者さんがお子さんを診ないということはありませんが、小児歯科と掲げていることで、こどもの治療に力を入れていることがわかります。虫歯の治療だけでなく、お子さんの健全な成長・発育のために、信頼できる小児歯科をみつけられるといいですね。