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虫歯治療最前線(アメリカ編)

虫歯治療最前線(アメリカ編)

北米での歯医者事情や日本との違いなどについて

アメリカと言えば、医療費が高いというイメージを持たれている方も多いと思います。今回はそんなアメリカの虫歯治療について紹介していきます。

やはり高額なアメリカの虫歯治療

アメリカの虫歯治療では、まず歯全体の検診で虫歯の有無を確認した後、そのまま治療に入るのではなく、その治療にいくらかかるかの見積もりが出されます。コレは、日本とは違い、治療費が高額なため見積もりで出された治療費を確認してもらってから治療に入るか決定してもらうためです。

では、アメリカで虫歯治療を行う場合、どのくらいの費用がかかるのかいくつかの例を見ていきましょう。

・Aさんの場合
虫歯が深かったために根管治療を行いました。その際の治療費が$550(約6万円)保険に入っていましたが、$275(約3万円)は自腹で支払いました。さらに、虫歯が深かったため、クラウン(歯の被せ物)をつけなくてはいけなくなり、その費用に更に$550(約6万円)。自分で更に$275(約3万円)を支払いました。

・Bさんの場合
Bさんが在住しているアメリカはオレゴン州の治療相場(根管治療なし)は、保険無しの場合「$300(約3万2千円)〜$700(約7万5千円)」だそうです。治療の際、削った穴を塞ぐ詰め物によって金額が変わってきます。しかし、根管治療が必要なひどい虫歯の場合になってくると合計$1000(約11万円)〜$2000(約21万円)と高額になってきます。

治療費が高い故に日頃からの歯の意識が強いアメリカ人

このように、保険を使ったとしてもアメリカの虫歯治療は高額なのです。そのため、日頃からのケアや定期検診を行っている人も多く、歯に対する意識は日本よりも高いようです。また、歯の見た目がその人自身の評価につながることから、アメリカでは詰め物に銀歯を使わず、セラミックやレジンと呼ばれる詰め物で見た目に違和感の無いようにしています。

アメリカの保険について

アメリカでは、65歳以上の高齢者、身体障がいを持つ人、および透析や移植を必要とする重度の腎臓障害を持つ人を対象とする「メディケア」、低所得者を対象となる「メディケイド」という、公的医療保険制度があります。これらに該当しない人たちは民間の保険に加入する必要があります。

歯科治療の保険に関して、年間$1000(約11万円)〜$2000(約21万円)が保証されますが、それ以上の金額は自費という形になり、保険に加入していたとしても、自費で高額な治療費を払わなくてはいけない場合もあります。

まとめ

アメリカでの歯科治療は費用が高額なため、留学や移住でアメリカにやって来た日本人は、一時帰国をして、日本で虫歯治療を行うという例も少なくないようです。アメリカに長期滞在をする場合、渡米する前に日本で歯の状態を万全にして行くことをおすすめします。

また、日本から留学や移住でアメリカに来た方々も、歯に対する意識が変わった人も多いようです。